「私の人生これでいいのだろうか？」そう考えたことはありませんか？
私は毎日考えています。そして「私の人生これでいいのだろうか？」と考えている時点で自分の本心としてはこのままではいいと思っていないはずです。
でも漠然とどうすればいいか分からないまま生きているから、今日も昨日と同じどうすればいいか分からない不安を抱えながら生きているのです。
この不安を解決するためにはどうすればいいでしょうか？現代的なアプローチでいうと自分の課題を見つけ、自分のゴールを設定することです。
しかしこの「課題発見→ゴール設定」というアプローチをしたところでこの漠然とした不安は消えません。もしこの方法で不安がなくなるのであれば、ものの30分で世界の幸福度は爆上がりです。この漠然とした課題への解決方法は完全には見つからないものであり、かつ解決したと思ったらまた現れてきます。永遠に消えることはないものです。生きている限りは死が避けられないように、生きている限りは漠然とした不安とともに過ごさなければならないのです。
そうは言いつつも建設的でかつ有意義な人生を送りたいというのが真面目な人間のモットーでしょう。これを達成すべく私は人生戦略会議を開きました。
人間は課題に立ち止まったとき、表層的な解決に終始しがちです。
たとえばお金がないなら「消費者金融で借りよう」「年収をアップのために転職しよう」などです。
ではなぜお金が必要なのでしょうか？欲しいものがあるから？旅行に行きたいから？理由は様々あると思います。
「お金がない」という課題の解決方法は無数に存在しますが、根本的なお金が必要な理由というものを自分で理解しないといけないのではないかと思います。
すべからく人は本質的な課題から目を背けます。人間が逃れえない最大の恐怖は「死」ですが、死に毎日向き合っている人はどれくらいいるでしょうか？
いつかは自分が死ぬことを意識して生きている人はどのくらいいるのでしょうか。人間の根っこにある本質的な課題について考えることから、よりよく生きるための人生を考える術が見つかる、そう考えています。
死と向き合うことこそが今を生きるための第一歩、そう考えています。
